【映画・ドラマに学ぶ】あなたの文章を他人に読ませる禁断の方法【離脱率を下げろ】
[voice icon=”/wp-content/uploads/2019/09/7b24f195b7a2bcf9fefa7c5d14a739d4.jpg” type=”l”]
人に文章を読ませるのはとても難しい。
ブログの離脱率もとっても高い!!
[/voice]
どうも、ZUMAです。
何時間もかけて書いたブログが、10秒で離脱されてたら辛いですよね。
それはその記事が読む価値もないという証拠です。
その原因は明確で、
読む側が『自分には関係ない』と思ってるからです。
[box class=”blue_box”]
選挙に興味がなければ街頭演説に見向きもせず、
引越しを考えていれば不動産情報を立ち止まって見てしまうのと同じです。
[/box]
人は自分ごとであり、さらに問題が起きないと読まない生き物なんです。
では、どうやって自分ごととして捉えてもらうかをご説明します。
あなたの文章を他人に読ませる禁断の方法
この3つのパターンで自分ごとさせることができます。
[box class=”blue_box”]
- 指摘する
- 気づかせる
- 問題を起こす
[/box]
1つずつ説明していきます。
指摘する
これは現在起きている事実を突きつける方法です。
読者が認識している問題を指摘します。
気づかせる
実際に問題が起こっているのに気づいてない人に対し、注意喚起するパターンです。
未来のリスクを指摘することがこれにあたります。
例えば、
[box class=”blue_box”]
- 年金未納は法的措置を取られるかも!毎月忘れず支払いできていますか?
- 20代だからまだ大丈夫!そう思っていると危険。30手前でブツブツ肌に。
[/box]
問題を起こす
少し邪道のようにも見えますが、自ら問題を起こす方法です。
[box class=”blue_box”]
- うなじの産毛は恥ずかしい!その遅れた美意識のままで大丈夫ですか?
- 節約術を実践してるお隣さんは毎年海外旅行へ。同じ年収なのに、うちはどうして貧乏生活なの?
[/box]
このように、そのまま放置しても問題ではないのにあえて問題にしてしまう方法です。
問題を自分から起こすなんて悪いことじゃないの!?
と思ってしまうからもしれませんが、実はこの手法はとても身近なところにあります。
映画やドラマは問題がなければ始まらない
あえて問題を起こすのが映画やドラマです。
長い映画やドラマが見たくなるのは問題が発生するからです。
例として、ジブリの『千と千尋の神隠し』で考えみましょう。
[box class=”blue_box”]
あの話の発端は千尋の家族が山に迷い込み、そこで見つけた街で勝手に料理を食べたこと。
そして、問題は料理を食べた親が豚になったことです。
[/box]
千と千尋の神隠しでは、豚になった親を元に戻すという問題→解決が大きなテーマとなっています。
仮に千尋の親が豚にならなければ家に帰って終了~という話になるのです。
適度に問題を起こして解決する
大きな問題を解決するにはたくさんの問題を解決することが大事です。
それを経て、最終的にハッピーエンド(解決)となります。
そして、親を人間に戻すため過程もたくさんの問題が起きます(※千と千尋のネタバレを含みます。)
[box class=”blue_box”]
- 豚になった親をみて逃げ出す千尋自身が半透明に→ハクが助けにくる(なんか食わせる)
- その世界では仕事を持たないものは消える→湯婆婆から仕事をもらう
- 湯婆婆に名前を奪われ千尋は千に→名前を忘れかけるが前の学校でもらったカードをみて名前を思い出す
- 名前を思い出せないと本当に世界へ帰れない→ハクの本当の名前は?
[/box]
というように、1本映画を通して小さい問題が起きる→解決を繰り返して、最後に大きな問題を解決するのです。
小さな問題を繰り返すことで、みている人を飽きさせません。
[box class=”blue_box”]
小説では細かく問題を起こして、読者を飽きさせません
ドラマでは「問題解決した!」と思わせて、最後に問題が起き次回予告が流れます
[/box]
それはブログの文章でも大切なことです。
伝えたい大きなことに対して、飽きさせないように小さい問題を散りばめることがポイント。
実はこの考えは、織田哲郎さんも語られています。興味のあるかたは動画をご覧ください!
解決したい問題がなければ誰も興味をもたない
映画やドラマに限らず、ゲームでもそうですね。
僕も大好きなドラゴンクエストシリーズ。
基本的に勇者が魔王を倒しに行くというストーリーです。
これは魔王が世界を支配するという問題が発生→勇者が旅に出ることになるのです。
大きな目的を意識すると、その周りにあることにも興味が湧きます。
[box class=”blue_box”]
- レアアイテムをゲットする
- 最強装備を作る
- 仲間を増やす
- 地図に乗っていない島にいく
[/box]
このあたりは直接物語に関係ないとしても、魔王を倒すためにもっと良い条件を揃えたいという気持ちをくすぐります。
またコレクターの心をくすぐる施策もされていますね。
[box class=”blue_box”]
人気の映画、ドラマ、ゲーム、小説、漫画、音楽。
すべてのものに飽きさせない施策がてんこ盛りです。
[/box]
一度、わざと問題を起こしてるポイントを気にして見てみてください!すごく世界観変わります。
[aside type=”normal”]個人的には映画:ドラゴンボール超-ブロリー-の構成には感動しました[/aside]
世の中は「問題」で動いてる
会社員として働いているとき、必ず仕事が生まれるのは問題が起きたときです。
[box class=”blue_box”]
- 売り上げが少ないから新しいアイデアを考えろと命令されたとき
- 納期に間に合わないから手伝ってくれと頼まれたとき
[/box]
こんな風に外的要因で問題が発生することは実はとても大切なことです。
問題がないところに解決はなく、解決がないところにお金は発生しないからです。
特にフリーランスとして働いてると思いますが、相談事を受けるということはとても嬉しいこと。
そして、自分が誰かに対して本気でHELP!ということも、実は何かの物事を動かすトリガーになっています。
だからこそ、お互いに助けてくれと言い合える関係は常に保っておいたほうがいいですよね。
まとめ
今回は文章を読んでもらうために、自分ごととして考えさせることが大切という話でした。
忘れてはいけない大切なことは、しっかりとペルソナを意識することです。
問題を指摘したり、問題を起こしたところで、そんなの自分には関係ないと思われてしまえばそれまでです。
[box class=”blue_box”]あくまでも自分が狙いたい層が気になる問題を発生させることが大切。[/box]
まずは読者の気を引くためにワンポイント問題を起こしてみてはどうでしょうか。