林先生流!歴史の本の読み方「負ける人間の特徴はこの3つ」
どうも、ZUMAです。
今でしょ!(もう古い)の林先生。皆さん好きですか?
[voice icon=”/wp-content/uploads/2019/05/11f90b43dac454e71dd1ab7e7492d734-e1558286866532.png” name=”ZUMA” type=”l”]僕はめちゃくちゃこの人の人間性好きです。[/voice]
そんな林先生がTVで紹介していた「林流、歴史の本の読み方」がとても勉強になりました。
自分自身の備忘録もかねて、まとめてみます。
歴史は勝者にスポットを当てられがち
歴史というのは、勝者目線から書かれているものが大多数です。
誰が勝った!誰が実権を握った!などです。
確かに小学生のときの歴史を思い出しても思い当たります。
しかし、林先生は誰が勝ったかはどうでもいい!と言っています。
勝利にはタイミングや運など、たくさんの要素が絡み合うからです。
しかし、破れた側にはある程度共通点があるといいます。
それを学ぶことこそが、歴史を学ぶ意味なんだと言っています。
歴史から学ぶことは「敗者の共通点」なのです。
敗因は3つに絞られる
- 情報不足
- 慢心
- 思い込み
概ね、この3つに敗因は分類されるといいます。
ひとつずつ考察してみます!
1.情報不足
特に、1の情報不足は敗因の大きな割合を占めるというのです。
具体的に戦国時代で例えてみると、
- 戦う場所の広さ、地形はどうなっているか
- 相手の戦力・資金力
- 自分たちの戦力・資金力
- 行き詰ったときの対処方法
など、ひとまとめに「情報」と言ってもたくさんあります。
しかし、どれも大切な情報なんです。
歴史上の書物「孫氏」にもこう書かれています。
彼を知り己を知れば百戦あやうからず
自分のことを知り、相手のことを知れば、100戦戦っても負けることはないということです。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2019/05/11f90b43dac454e71dd1ab7e7492d734-e1558286866532.png” name=”ZUMA” type=”l”]自分と相手を知れば「戦わない」という選択ができる![/voice]
林先生は徳川幕府、旧日本軍、民主党の敗因も情報不足にあると言っています。
2.慢心
「俺はできる!」という慢心は冷静な判断を失います。
自信を持つことは大事ですが、調子がいいからとスーパーマン気分で見ると痛い目をみます。
林先生自身も、「歴史を学んでいるのに、それでもやらかすんだ」と反省していました。
謙虚であることの大切さがわかる話でしたね。
3.思い込み
これくらいやっとけば大丈夫だろうという思い込みは危険です。
これは東日本大震災でも言えたことではないかと感じました。
津波の警報に対し、「うちは大丈夫」と間違った思い込みをしたがゆえに逃げ遅れた人もいるでしょう。
楽観的に考えることは大事ですが、本当に大丈夫か?と自分で自分を疑う癖はとても大事ですね。
仕事や、私生活でも自分の状態は本当に大丈夫か?と考えることは大事です。
住まい、立地、給与、健康。どういう状態なのか、いつまで大丈夫かとチェックしてみてください。
まとめ
林先生はこんな言葉で締めています。
努力は裏切らないというのは不正確。正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない
これは、企業や個人でも言えることだなとつくづく思いました。
自分は正しい情報を得ていると自信を持っていえますか?
英語を勉強しとけば大丈夫!
あの資格とっておけば大丈夫!あの企業に就職すれば大丈夫!
それは本当に正しい情報を得てから出た判断でしょうか。
僕も自問自答するいい機会になったのでこの記事を書き残してみました。
自分で収入や支出、そして社会の動き、売れてるもの、なんでも情報です。
まず、しっかりと正しい情報を判断して動きたいですね。
焦って転職!!なんてのはもっての他です。
これからの時代、しっかりと信じられる情報を自分自身でゲットできるようにしましょうね。