【facebook広告の出し方】低予算で広告を出してみるならこの方法だけでOK!初心者向け出稿方法を解説します。
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facebook広告出してみたいけど、専門業者に頼まないとムリ?
しかも、高そうー。。。
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どうもZUMAです。
今回はこんな疑問に答えていきます。
僕はWeb広告の仕事に従事して5年近くたちます
実は、Web広告はすごく身近なものだとご存知ですか?
代表的なものだとfacebook広告です。
テレビCMや、新聞広告などは出稿するのにお金も手間もかかる。
しかし、facebookに広告を出すのは個人・低予算でも可能です。
[aside type=”normal”]もちろん、大企業もfacebook広告を利用しています。[/aside]
今回は誰でも始められるfacebook広告というテーマで記事をまとめてみました。
facebook広告とは
facebook広告とはその名の通りfacebook内に表示される広告のことです。
広告が表示される場所はさまざまです。
後述しますが、どこに表示されるか・どのように表示させるかも選ぶことができます。
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意外とこれは知られていないことなんですが、
facebookだけでなくinstagramにも広告を出すことができます。
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(InstagramはfacebookにM&A(企業買収)されたのでこんなことが可能になってます。)
インスタ映えする広告はinstagram向けに出すということも可能です。
TVCMとfacebook広告の違い
まず簡単にTVCMとWeb広告の違いを説明します。
[box class=”blue_box”]
- TVCM→選べるのはチャンネルと時間帯のみ
- facebook広告→時間帯、地域、年齢、性別などが選択可能
[/box]
このように、facebook広告はかなり優秀で、設定をすごく細かく決めることができます。
またTV CMでは実際にどれくらいの人が見て、どれくらい商品が購入されたのかわかりません。
しかし、facebook広告では表示回数や、クリックされた回数までわかります。
facebook広告にできること
まずはfacebook広告とはどんなことができるのでしょうか。
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- facebookページを宣伝する
- 自社HP(個人も可)を宣伝する
- カタログ販売
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具体的に説明します。
facebookページを宣伝する
自分で作ったfacebookページを宣伝することができます。
ブログやHPを持っていない場合や、実店舗の方に重宝します。
お知らせをアップしてリアルタイムで情報を届けることができます。
また、facebookページから公式HPに誘導も可能です。
自社HPを宣伝する
自分で作ったサイトのURLを宣伝します。
広告が表示されたユーザーがクリックすると、直接自分のサイトへ誘導できます。
公式サイトや、ショッピングサイトへの誘導が可能です。
カタログ販売
facebookを介して商品販売をすることも可能です。
こちらの手順は少し複雑なので、後日別記事にしたいと思います。
✅こんな使い方もできます。
facebookのすごいところは海外にまで広告を出すことができるということです。
しかし、すべての国に出せるわけではありません。特に中国などは不可です。
詳しい国はこちらの指定マーケットで確認できます。
日本で売れなくなった商品を海外向けに販売する企業も増えています。
(※広告を出稿できるだけなのにで販売に向けての整備は別途必要です。)
facebook広告を出してみる前に準備するもの
はじめてfacebook広告をするときに必要なものはこちらです。
[box class=”blue_box”]
- facebookアカウント
- facebookページ
- クレジットカード
- 宣伝したいサイト
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自社サイトのURLを宣伝するとしても、facebookページは必須です。
また、広告費の支払いのためクレジットカードも用意しておきましょう。
宣伝したいブログやサイトのURLも準備しておきます。
[box class=”blue_box”]あらかじめサイトが禁止事項に抵触していないかはチェックしておきましょう。[/box]
facebook広告で出せない(出稿できない)もの
広告はなんでも出稿できるわけではありません。
facebookのブランドを傷つけるようなものは基本的にNGです。
代表的なものはこちらです。
[box class=”blue_box”]
- 危険なもの・差別的なもの
- アダルト
- 金融・仮想通貨
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この辺りのものは広告で出すことができません。
審査はかなり厳しいので、宣伝したサイトの先に「仮想通貨について」などのリンクがあるだけでNGになることもあります。
facebook広告の出し方
実際にfacebook広告を出稿してみましょう。今回は『自社サイトのアクセスアップ』という目的で広告を作ってみます。
[aside type=”normal”]facebook広告の運用はPCから操作することをおすすめします[/aside]
✅上部のバーの▼ボタンをクリックして、facebook広告を選択
初回はfacebook businessのサイトが表示されます。
✅facebook businessから利用を開始→Facebook→Facebookでのマーケティングをクリック
この画面から、広告を作る作業に入ります。
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上記の画面にならない場合、クイック作成になっている可能性があります。
「ガイドツールによる作成に切替」を押して、上記の画面に変更してください。
[/aside]
ここまで準備できたら、本格的に広告を出稿する作業へ移ります。
手順1:キャンペーンを作る
キャンペーンは広告の目的を決めるところです。
✅マーケティングの目的でトラフィックを選びましょう。
トラフィックはアクセスを増加させるのに適しているキャンペーンの種類です。
✅キャンペーン名を入力します。
また、ABテスト、最適化はオフで大丈夫です。
[aside type=”normal”]
キャンペーン名はパっと見で何を目的にしたキャンペーンかわかる名称にしましょう。
サイト名+目的で命名しておけば問題ありません。
[/aside]
すべて完了したら、広告アカウントを設定をクリックして広告セットへ移ります。
手順2:広告セットを作る
広告セットはターゲット層を決めるところです。
✅広告セット名を入力します。
広告セットではターゲット層をわけるので、命名はターゲット層がわかるように書きましょう。
[aside type=”normal”]地域、年齢、性別が入っていればわかりやすいです。[/aside]
✅トラフィックはウェブサイトを選択
トラフィックとは表示される場所の設定です。ウェブサイトを選択することでfacebookのタイムラインなどに広告が出ます。
✅オーディエンスを設定します。
オーディエンスとは広告を表示させる客層のことです。
[box class=”blue_box”]
- ①:新規作成を選択
- ②:日本を選択(地域で絞る場合はyokohamaなどアルファベットで入力)
- ③:年齢層を選択
- ④:性別を選択
- ⑤:言語は「日本語」「日本語:関西弁」の2つを選択する
[/box]
facebookの利用人口はかなり多いので、予算が少ない場合にはより細かくオーディエンスを区切るべきです。
ちなみに、上記のスクショのように設定するとこのような表示が出ます。
これは該当するユーザーが1000万人を超えているということです。
これはかなり多いです。
[aside type=”normal”]
1クリック1円で広告を出せても1000万円いる計算になりますね。
ちなみに1クリックされると安くて10円程度かかります。
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こんなときには、詳細ターゲット設定を使います。
✅ここではブログと入力してみました。
こうすることで、先ほどのオーディエンスの中からさらに「ブログに興味がある人」を絞り込むことができます。
そうすると、潜在ニーズは37万人まで減りました。これでも多いくらいですけどね。
[aside type=”normal”]
配信しても意味がない地域は絶対に避けるようにしましょう。
例えば横浜の美容室の広告を北海道に出しても意味がありません。さらに女性向け美容室なのに男性に出しても意味がありません。
その場合は地域:横浜、性別:女性、年齢:35-50のように絞ります。
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✅広告の配置は自動配置を設定する
上級者になれば配置を編集でも良いですが、自動配置にしておくのが無難です。
効果が一番高いところを自動で調整してくれます。
✅1日の予算を設定する
予算がどれくらいかわからないときは、1日2000円程度で3日くらい試しに回してみることをおすすめします。
1クリックされると10円〜50円程度かかると計算してみてください。2000円だと1日40人〜200人の人が見てくれる可能性があるということです。
[aside type=”warning”]
1日500円などは低予算すぎます。その場合は広告を見送る方が良いでしょう。
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手順3:広告を作る
広告とは、実際にユーザーに表示される広告文や画像、遷移先のURLの設定です。
実際にユーザーに表示される広告のことを『クリエイティブ』というので覚えておきましょう。
✅アイデンティティから使用するfacebookページを選択
クリエイティブでは、このfacebookページがメッセージを出している表示になります。
このような感じです。(モザイク部分にfacebookページ名が入っています。)
✅形式は1件の画像または動画を選択します。
ここでは静止画や動画を選択できます。
今回は静止画を6枚選択してみましょう。
[box class=”blue_box”]
- ①:画像をアップロード
- ②:無料ストック画像
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どちらかを選択して画像を選択します。
画像をアップロードする場合は、1080*1080ピクセルのサイズが推奨です。
そして、②を選択すれば無料ストック画像が使えます。
facebookがshutterstockと提携しているため、ここに登録されている画像を自由に使うことができます。
ちょっと動作が重いですが、自分のクリエイティブあった画像を選択します。
検索から「女性」や「夏」などのキーワードで検索することもできます。
✅クリエイティブの文章を入力します。
クリエイティブの良し悪しでクリック率が大きく変わります。
どういったワードを使えばユーザーが見てくれるかを考えながらクリエティブの文言を決めましょう。
[kanren postid=”4190″]
クリエイティブの作り方について説明します。
①:広告のリンクタイプ
ウェブサイトを選択します。
②:テキスト
ここはタイムラインでいうコメントに当たる部分です。
堅い文章よりも、友達が書いているかのような文章のほうが自然です。
③:ウェブサイトのURL
クリエイティブをクリックするとこちらのURLに飛びます。
④:見出し
ウェブサイトのURLを入れると自動で入りますが編集もできます。
文字数に注意して、読みたくなるタイトルに変えましょう。
⑤:アクション
こちらは様々な種類が用意されていますが、詳しくはこちらが無難です。
✅全て入力が終わったら実行するを選択します
✅最後にクレジットカードの登録画面が出ますので登録しましょう。
一度登録を済ませれば次回以降の入力は不要です。
[aside type=”warning”]
クレジットカードはキャンペーンが動き続ける限り支払いが続きます。
不要になったキャンペーンは必ず終了をさせましょう。
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初心者でもできるfacebook広告分析
facebookのようなWeb広告は出稿したら、必ず分析しましょう。
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広告というのは100%有料です。
広告費を使って商品が売れないということは売り上げ0円ではなく、赤字になってしまうのです。
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広告は必ず分析をして効果を高めます。
改善を繰り返すことで黒字化を目指すことができます。
初心者向けの分析方法をお知らせします。
CPAが許容範囲に収まっているか。
CPAというのは、1件成約するためにかかった広告費です。
CPA=広告費 / CV (成約数)という式になります。
例えば、
[box class=”blue_box”]10000円使って広告を回したら2つ商品が売れた[/box]
こちらを計算してみると、
広告費10000円 / 成約2つ=5000がCPAということになります。
5000円払えば1件売れる、50000円払えば10件売れるということが予想できるようになります。
許容CPAの計算方法。
では、CPAがいくらなら効果がいい広告と言えるのでしょうか。
赤字を出さないためには、粗利の50%ほどに収めるのが理想です。
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10000円で販売している商品の仕入れは4000円。
粗利は6000円になりますので、その50%の3000円が許容CPAとなります。
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さきほどのCPA=広告費 / CV (成約数) この計算をしてみて3000円以内ならOKということになります。
まとめ
今回は、まずfacebook広告を出してみよう!というテーマで初心者向けに書いてみました。
実際にはもっともっとたくさんの要素があります。
まずは一度実際に広告を出してみることで、学ぶことも多いと思いますので試してみてください。
今回紹介したトラフィックでのキャンペーン運用方法は、個人やサークルでも十分に通用します。
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- 自分のサイトを宣伝したい
- 今月末のイベントに人を呼びたい
- Youtubeチャンネルを宣伝したい
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など、使い方は様々です。
ぜひ、活用してみてください。