【フリーランス】継続案件を受ける際の注意点と危険性【落とし穴】
継続案件をいただけるのは嬉しいけど、このままで大丈夫なんだろうか?
フリーランスにとって、継続案件はのどから手が出るほど欲しいものですよね。
収入を安定させるなら、クライアントワークで継続案件をとることが間違いありません。
しかし、実はそれ危険かもしれません。なぜなら、自分の可能性を大きく狭めてしまう可能性があるからです。
今回はフリーランスが継続案件を受ける際の注意点と危険性について書いてみます。
これからフリーランスになる人は、この記事を参考にして失敗しないようにしてください。
案件が続くことで生まれる思い込み
自分の単価を見誤る
クライアントと主従関係が生まれる
案件が継続することで勘違いが生まれる危険性
案件が継続することは嬉しいことですが、その影響で勘違いが生まれます。
それは、「自分にはこの仕事が向いている」と思いこむこと。
俗に「コンフォートゾーン」と呼ばれる安心状態に陥っている証拠です。
案件が継続すると、人間関係も良好でものすごく良いことのように感じますよね。しかし、それが最大の落とし穴。
フリーランスにとって安定=停滞です。安心できる環境・答えができてしまった時点で伸び代がありません。
その状態が続けば、やがて落ちていくしかないということ。スキル面、メンタル面において成長が鈍化します。
自分にはもっと向いている仕事があるかもしれないのに、その可能性を自分で殺してしまう可能性があるので要注意です。
「これくらいが自分の単価だ」と思い込む危険性
継続案件があると、自分の単価を「これくらいの金額だろう」と思い込む危険性があります。
毎月固定収入が入ってくることに安心しきっていたら、会社員の一緒です。
毎日の仕事、自分のブログ運営、SNS運用など常に勉強を重ねていたとしたら、いつまでも同じ報酬ではおかしいと思いませんか?
その疑問がなくなってしまうことが一番危険です。自分の市場価値を客観的に見れなくなっている証拠。
クライアントは「できるだけ安く外注したい」と思っているので、わざわざ報酬を上げることはしません。自分自身で売り込んでいくしか、報酬を上げる方法はないんです。
クライアントと主従関係になる危険性
クライアントとフリーランスである自分は常に対等です。ビジネスパートナーでなければいけません。
しかし、継続案件が長く続くと主従関係ができてしまいます。
安定をくれるクライアントがご主人様になり、自分が奴隷になっている状態。
こうなってしまうと自分のアイデアや意見を通すことができません。それは結果的にクライアントに売上という価値を提供できなくなってしまうんです。
この状態になるとクライアントは「もっと安い奴隷」を探すようになってしまいます。
あなたに権限が与えられなくなり、それ以上の大きな仕事はできなくなってしまうということ!
継続案件をしながらインバウンドを狙う
ここまで説明してきた、継続案件の危険性を回避する方法があります。
理想は新規営業をガンガンできるといいのですが、生活のために継続案件をストップさせるわけにはいきませんよね!
それは「受け身」になって案件を待つことです。インバウンドで仕事が舞い込む状態を作りましょう。
方法はとても簡単。仕事の窓口を増やすだけです。
- クラウドワークスに登録しておく
- ココナラでスキル出品
- ブログを解説する
- SNSで仕事の宣伝をする
- スカウトサイトに登録
こういったことをやっておくだけです。毎月何十件も問い合わせを受ける必要はありません。1〜2件くるだけでも万々歳です!
その他の営業方法に興味がある方はこちらの記事で詳しく解説しています。
インバウンドで仕事を受けるメリットはたくさんあります。
インバウンド【受け身】で仕事を受けるメリット
売り込みの営業と違って、思わぬ仕事が舞い込む可能性があります。
自分のスキルアップ、キャリアップはもちろんですが、今まで勉強してきたことをクライアントのために提供できます。
こうなるとお互いWin-Winです。新しい関係が構築できると、そこからまた新しい人脈も広がり可能性が広がっていきます。
まとめ
今回はフリーランスが継続案件を受ける際の注意点と危険性について書きました。
継続案件を獲得するのはすごく大変です。やっとの思いで手に入れた安心感を大切にしたい気持ちは痛いほどよくわかります…。
でも、それに甘えていると痛い目を見るのも自分。
うまくいっているときこそ、自分を客観的にみて軌道修正する時間を確保してくださいね。